一昨年の晩秋。
ある人を訪ねた。
外の縁側にどんぐりが落ちて転がる音。
からからから。
彼女がふと言う。
「遠くに離れて暮らす娘に、あと何回会えるかな」と。
いつでも会えますよと、僕は答えた。
その時は、本当にそう思ったのだ。
時は過ぎ昨夏、
娘がいつも行くには遠い所へ越した。
以来、あの時に彼女が言ったのは、
こういうことだったのだと知った。
そこには単純に会えないというばかりでなく、
生きるということを言ったのだと思った。
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