フラット音なるものを知った。
その音は何度も聞いたことがあるが、
名前を知らなかった。
電車は車輪とレールが鉄でできているので、
摩擦係数が低く滑りやすい。
そこへ雨や雪が降るともっと滑りやすくなり、
ブレーキをかけると車輪がロックして滑っていく。
その時、車輪がレールとの接触面が削れて平らになる。
その状態で走行すると、
タタタタタとリズミカルな音を立てる。
このことを知るまでは、
レールの継ぎ目とは別の何かが鳴っていると思っていた。
フラット音鳴るもの。
春の嵐の夜明け前。

掛け替えのないリズミカルな一日でありますように。
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先週、
姉の気持ちが分かると、
上の孫娘のことを書いた。

僕には五つ下の妹がいる。
妹が泣くと、
それは僕が泣かしたのだろうと、
母によく叱られた。
確かに僕が泣かしたこともある。
でもそうでないことも半分くらいはあった。
と思う。
いつも決めつけられて面白くないことを、
小学校の作文に書いた。
心の内をそのまま書いただけで何故か賞を取り、
全校児童の前で読むというおまけも付いた。
これも嫌だった。
全く違う理由だが、
今ではあらゆる賞を否定している。

掛け替えのない無賞の一日でありますように。
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今月、文庫になって新刊。
単行本は持っていなかった。
というか単行本で出版されいたことも知らなかった。
巻末を見ると、
八十四年、角川書店の「野生時代」に、
四ヶ月にわたって連載されたようだ。
畑正憲氏の連載が掲載された「野生時代」は買っていたが、
これは知らなかった。

本屋からの帰りの電車で読む。
読んだ気もするし読んだことがない気もする。
記憶が曖昧だ。
記憶がない、
記憶が曖昧というのは日常的だから、
気にしないことにする。

本屋で久しぶりに棚の間を行き来する。
読みたい本、
読んでみたくなる本がたくさんあった。
本も高くなったと改めて思う。
畑正憲氏の本だけ買って電車に乗った。

掛け替えのない本との出会いを。
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定休日の月曜日。
雨の予報。
始発電車に乗って店まで。
誰もいない駅。
少し仕事をして本屋に向かった。

掛け替えのない一日でありますように。
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自転車好きは変わりもんが多い。
自転車日本一周男がやって来てそう言う。
そうとは言えないように思うけど、
そうだとも言える気がする。
たしかに僕が自転車で何処どこへ行ったと言うと、
そんなところへ自転車でよく行くねーと言われたりする。
誰でも自分から見た基準がある。
何でも突き抜けてしまうと、
変わり者ということになるのだろう。
何々狂いなどと言われる境地。

掛け替えのない変わり者でありますように。
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自分の仕事に胸を張れるか、
毎日自問自答しながら一所懸命仕事に励んでおります。
そんなメールを、
若い人からもらった。
僕も毎日自問しているが、
改めて文字で読むと気持ちも新たになる。
自問と迷い。

掛け替えのない自問を。
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「喉が渇いた、水飲みたい」。
自動販売機で水を買うと、2本。
やった〜ラッキー。
自動販売機の前のコンクリートブロックに座って飲んでいると、
後ろからガタリと音がした。
我らのためにもう一本出てきた。
ありがたいな〜
しばらくしたらもう一本。
いい自動販売機だ。
もう少し待ったが、
もう出なかった。
また行こう。
昔は時々あったが、
今でもあるんだ(笑)。

掛け替えのない散歩を。
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時々、写真やビデオが送られてくる。

妹が泣いている。
姉もべそをかいている。
姉が気に入っているものを、
妹がとったようだ。
それを取り返したから、
妹は大声で泣き、
姉も、
とられたことも妹が泣いていることも悲しくて泣いてしまっているようだ。
それを見ていて僕も悲しくなる。
僕にも妹がいるが、
同じようなことを幾度となく経験している。
べそをかきながら暗いところへ行って泣いている彼女を抱きしめてやりたい。

掛け替えのない兄弟喧嘩を。
仲直りしてね。
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本日、急用のため早仕舞い16:00までとさせていただきます。
勝手言いますが宜しくお願い致します。

買った本は全部読むのか。
本好きにとってよく問われるフレーズ。
答えはノー。
少なくとも僕は全部は読まない。
読めない。
じゃあ何故たくさん買うのか。
出会い。
背中を見て、
表紙を見て、
裏表紙を読み、
最初の数ページを読み、
ああ読みたいと思う。
それでまず一回読んだということ。
にならないだろうか。
僕は読んだと思う。
読んでないけど読んだ。
僕はそう思っている。

一冊読んで次を買いなさい。
これは本を知らない人の言い分だ。
そして上記に記したことは、
本バカの言い訳だ。
しかし近頃、
本バカの刃も鈍らになってきたと実感する。
さあもっとバカをやろうではないか、
と一人で背中を押してみる。

掛け替えのないバカ人生でありますように。
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オヤジさんとお客様に呼ばれた。
連れの人がマスターと呼んだ方が…
いえいえ、オヤジでいいんです。

今はマスターと呼ばれるのに慣れたが、
当初はこそばゆく据わりが悪かった。
オヤジ、オヤジさん、オヤッサン。
田舎の珈琲屋のオヤジなのです。

掛け替えのない一日でありますように。
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久しぶりに悪夢をみる。
昨日話したことが元になっているようだ。
疲れて起きて店に来た。
焙煎器を回しながら何故か笑ってしまう。
休め休め、
サボれサボれ、
逃げろ逃げろ。

掛け替えのない休息を。
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不思議にお客様がたくさん来られる日がある。
何故重なって行こうという気持ちになるのか。
不思議にいただく注文が集中することがある。
何故そんな気分になるのだろう。
不思議にお客様が来ない日がある。
何故そんな日が重なるのだろう。
不思議だ。


どなた様も掛け替えのない不思議な一日でありますように。
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