流星一つ

二月も半ばを過ぎた頃、
散歩の帰りに流星を見た。
明るく青い流星が、
ゆっくり南の空へ流れ落ちた。
その日だったか数日後だったか、
義弟の訃報。
三月の半ば、
愛犬が膝の上で死んだ。
五月、世話になった伯母が死んだ。
そんな十一年前の春だった。

掛け替えのない一日でありますように。
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