おたくさ

おたくさ。
長崎では紫陽花の花を「おたくさ」と呼ぶそうな。
ラジオによると、
シーボルトが長崎で暮らしていた時、
恋人が遊女のお滝さんという人だった。
強制送還される際、
紫陽花の種を持ち出したようで、
故郷のオランダで育て、
その花を見てお滝さんを思い、
「お滝さん」と呟いていた。
ただ発音が出来ず、
「おたくさ」と言っているようにオランダの人は聞こえたようで、
紫陽花の花をオランダでは「おたくさ」と呼ぶようになったとか。
それが逆輸入されて、
出島を通じて長崎では「おたくさ」とも呼ばれるようになったと。
紫陽花の花は好き。
特に鮮やかな濃い紫のものが好みです。
紫陽花もそろそろ終盤。
季節は進む。

掛け替えのない一日でありますように。
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