火曜日、
またとない好天に、
濃尾平野も滋賀県もなると予報が出ていた。
この先、春まで、
滋賀県が小春日和になるのも少なかろう。
四時前に出発、六時に関ヶ原駅到着。
とにかく寒かった。
服の選択ミスだった。
指先も感覚がなくなった。
関ヶ原の道路の気温表示は1℃だった。
長浜駅、八時着。
陽の温度を感じられてほっとする。
旅の目的の一つ、
長浜鉄道スクエア。
現存する日本最古の駅舎。
百年以上動いている時計。
一体どれだけの人と時代を見てきたのだろう。
国鉄東海道線の生い立ちが分かるとともに、
明治政府の力の入れようが分かる。
短期間に国策として大急ぎで、
金と人を注ぎ込んできたのだ。
僕には館内で放映されていたビデオが面白かった。
D51の運転席に座ってみた。
狭くそして暑く寒かったことだろう。
座席の後ろは壁がなく石炭庫。
初の交流電気機関車とのこと。
これにも座ってみた。
高校生まで電車の、
または貨物の運転手になりたかった。
出会った親娘と一緒に姫路行き新快速を見送る。
また館の人と話したのだが、
長浜は縮緬とビロードの織物で栄えたとのこと。
町は大きな屋敷や蔵がいたるところにあった。
店のお客様が、
城からの眺めは最高だったと聞いたばかりで、
僕も登城して眺めた。
晩秋の琵琶湖と伊吹山。
バイバイ長浜。
また来るよ。
来てよかった。
走行距離120キロ。
掛け替えのない一日でありますように。
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