発掘の副産物

本を手放す気になった。
もう読まないだろう、
特別に大事にしているもの以外、
もう一度じっくり読みたいもの以外は、
好きな作家でも手放すことにした。
まずは単行本ばかり、
りんごの段ボール箱に四箱。
それでも箱が足りない。
学生時代から一冊、
また一冊と増えていった本。

さてどこへ持ち込もうか。
町の古本屋は持って行きたいが、
大量過ぎて困るだろうか。
この四箱を使ってまだ何往復もすることになる。
残りの単行本と文庫本の山、
発行部数の少ない車の本も山とある。
オークションやメルカリ等で売ればそれなりの値段で売れると思うが、
そんな根気もない。

それでもここにあったかという本も出てきて、
そんな副産物にほくそ笑む。

掛け替えのない一日でありますように。
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