コーヒーの思い出

コーヒー屋で初めてコーヒーを飲んだのは、
小学校の三年生か四年生頃、
十歳上の従兄弟に連れられてのこと。
ココアを頼んだのにコーヒーがきて、
しょうがないのでミルクと砂糖を入れて飲んだ。
苦くて苦くてどれだけ砂糖を入れても苦い、
熱くて恐ろしい飲み物だった。
美味いとか不味いとか言うべきものではなかった。
その従兄弟はよくコーヒー屋に連れて行ってくれたが、
二度とコーヒーを飲むことはなかった。
二十歳前後の学生の従兄弟がコーヒー屋に出入りできたのは、
伯父の車とコーヒーチケットがあったせい。

掛け替えのない一日でありますように。
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