農園主と遊ぶ

この日しか休みが合わないから、
自転車で行くぞ。
そう言って田島農園主が誘ってくれたので、
サイクリングへ行ってきました。
農園主がコースも考えてくれ、
車に自転車を積んで先ずは旧名鉄谷汲駅まで。
構内のポイントは手動で、
今でも動かすことができました。
園主の希望で華厳寺へ歩いて参拝し、
ここから自転車を下ろして横倉寺まで、
峠越えの片道8キロ。
後ろを見ると歩いて登って来る。
日ごろ使わない筋肉でダメだと言いながら。
横倉寺はミイラが安置されています。
実は我々は華厳寺〜横倉寺は二回目です。
中学校の遠足以来のことなのです。
園主とは小学校、中学校の同級生なので、
五十年前の記憶の断片をたどりながら、
ああだこうだと思い出して話しました。
忘れていることや薄れてしまった記憶の多いこと。
谷汲駅までもう一度峠越えをして戻り、池田町へ。
大垣のお客様から、
池田町へ行くなら肉桂餅が美味しいからとお聞きしていました。
店で不躾だとは思いましたが、
その場で肉桂餅を食べました。
美味かったので土産に包んでもらいました。
そしてもう一つの目的は揖斐茶を買うこと。
一宮のお客様から、
池田町へ行くならここでお茶を買うといいとお聞きしていました。
かりがねが、びっくりするほど甘かった。
そして最後の園主の希望で、
岐阜のマチュピチュと呼ばれるところへ。
登るのはそう大変ではなかったものの、
下りが急で濡れていたので、
平衡感覚が鈍いのと相まって怖かった。

田島農園主が作ってくれた秋の一日。
彼は野菜だけでなく、
田島珈琲店主の休日まで作ってくれました。
ただ自転車はもういいと、
彼は言っています。
彼は20キロのマラソン大会に出たりする奴なんだけど。
次回お茶がなくなったら今度は一人、
自転車で出掛けます。

帰宅後、彼から電話があり、
靴を脱いだら両方の靴下が血だらけで、
血が止まらんがお前大丈夫かと。
僕は大丈夫でしたが、
どうやらヤマビルにやられたようです。

掛け替えのない一日でありますように。
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