かなり前、本好きの友人と話しをしていて、
友人の住む街のブックオフでは、
新刊本でもすぐに並ぶし、
いつも本が回転していると言っていた。
当時、僕の周りのブックオフでそれを感じたことはなかった。
いつ行っても、
並んでいる本が変わって行くことも感じなかった。
これは土地柄で、
何に金を使うかの違いなのではないかと考えていた。
文化度の違いなのだと。
それがこの一年ブックオフを回ってみて、
本棚の顔がいつも変わっている。
本屋の努力もあるとは思うが、
なんでだろうと考えていた。
これ、断捨離が流行っているから定着したのではないかと思っている。
時代が、世代が一つ二つ変わり、
どうありたいか、
どう死にたいかの考え方も変わったのではないかと思う。
僕も断捨離に興味はなくとも、
物は最小限で身軽になりたいと考える。
文化度ではなく生き方の変化なのかと、
ブックオフの本棚の間で考える。
帰りの自転車で、
どう死ぬかを考える。
掛け替えのない一日でありますように。
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