涼を求める渋団扇と両透かしの岐阜団扇。店の方々に置いた。渋団扇は業務用であるので、豊かな風が起きる。柿渋の塗り方で固さも変わり、それによって風の硬さも変わる。素朴さもあり、僕は気に入っている。一方岐阜団扇は漆塗り(現在はカシュー塗り)で、団扇の実用とともに美術品でもあると感じる。一年をかけて作られるその工程を、その時々で見てきたので、その手間暇をかけたこの団扇を大切にしている。渋団扇は道具として使ってやる。岐阜団扇は水団扇同様に愛でてやる。僕はそんなふうに思っている。何れにしても涼を取るもの。どうか大切に、そして使って涼を楽しんでください。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。30May2023
雨の休日雨の月曜日、定休日。梅雨入りのニュースが報じられた。再び岐阜の住井冨次郎商店へ。かねてから副店長も行きたいと言っていた。今回それが実現して叶った。僕も住井にまた会うことができてよかった。自転車で行きたかったが、雨が弱点の一つ。そして団扇をリュックサックに入れると壊れてしまうので、今回は自動車で行った。自動車で一時間、自転車で三時間。自転車はそんなに分が悪くないと思った。自動車に乗って益々自転車が好きになった。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。29May2023
置き土産あと片付けをしての帰りしな、店でリュックサックをかつぐと、何やらがさがさ音がする。何だろうと探ると写真の飴が出てきた。妹と会って帰る時にリュックサックに入れてくれたのだった。榮太郎の飴。昔、父が名古屋へ行くとよく買ってきてくれた。妹が懐かしいと思い買ったのだと。以前は缶に入っていた。写真の緑は抹茶。ベージュ色は肉桂。黒糖は黒だっただろうか。甘党の父は他にも、福砂屋のカステラ、ういろうや栗蒸し羊羹、御座候の大判焼きなどなど。奮発して虎屋の羊羹もあった。榮太郎の飴、久しぶりに食べた。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。27May2023
ぽたりぽたりと遊ぶぽたりぽたりと滴を落とす。濃い一杯を作る。分けて飲み合う。似ているようで似ていない。同じようで同じでない。条件を同じで作っても、微妙に違うことが楽しい。ネルドリップを楽しむ会は、珈琲で遊ぶ会です。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。26May2023
月も動く真冬、頭上の煌々と照らす月を見て、えらく高いところを回っているなと思った。半年が過ぎ、ふと明け方の月を見た。店の屋根のすぐ上に出ている。月は地球を回っているので、南中高度は変わらないと思っていた。インターネットで検索すると、図入りで説明があった。ゆっくり読まないと理解できないが、太陽とは逆で、冬に高くなり夏に低くなるということだ。月をよく見上げるが、高さが季節で変わっていることに気付かなかった。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。25May2023
くちづけのあじくちづけの味ってなんだろう。甘き蜜の味。それは青春の味。揺れる心。分からぬ行方。そして甘い蜜の味は美化されて記憶されている。今日も甘い珈琲の香りが立ち上る。甘露。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願いいたします。24May2023
岐阜自転車行にてうちわを立てて置くものはないかと、住井富次郎商店の店主、住井さんに訊くと、あると言う。先日の住井富次郎商店へ行ったもう一つの目的はそれであった。いつも壁に立てかけてあったものが安定した。近況報告で話し込んでしまい忘れるところだったが、帰りがけに思い出してよかった。何しに35キロ自転車を走らせたかわからなくなってしまうところだった。道中、義母へ母の日の贈り物に岡女堂の甘納豆を買ったが、写真を撮る前に彼女の腹に収まった。ルートを再検討してまた行こう。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。23May2023
岡崎へかれこれ四、五年前、兄妹二人で出掛けたことがないので、一緒に旅行へ行こうと計画した。それは残念ながらコロナで中止になってしまった。時は過ぎ、状況も変わったので、行こうじゃないかと話した。僕は遠くへ行きたいと思っていたが、彼女は地元愛知県すらよく知らないし、御朱印を集めているから、隣町の岡崎の御朱印ツアーをやろうと言う。それもいいことだからと、始発に乗って出掛けた。お客様から是非行って食べてきて欲しいと言われた和菓子屋は、定休日でフラれた。龍城神社、松應寺、菅生神社、六所神社、大樹寺、岩津天満宮、松平東照宮、と回り帰ってきた。一日中運転手をさせてもらったが、一日中よく喋った。土産もコーヒーもなしで帰ってきたが、次回は少しは調べて行こう...22May2023
御鮨街道自転車旅、岐阜からの帰り道。静かでいい道だとゆっくり走る。信号で止まり脇を見ると道標が立っていた。御鮨街道(鮎鮨街道)。美濃路から別れ岐阜へ続く道。こんな話しを店でお客様と話したばかり。偶然とはいえ少し走ることが出来たのは嬉しかった。住井さんも、献上の熟鮓(なれずし)を作っていた跡があったが、今は住宅が建っていると言っていた。何れにしても再び自転車で街道を走り、岐阜へ向かう予定ができた。甘いものも土産に買わなくてはならない(これが目的か)。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。20May2023
あなたを乗せてあなたを乗せて電車がいく。がたごとがたごと。電車は徐々にスピードを上げながら去っていく。がたごとがたごと。私たちはここに居る。窓から電車を見送りながら。がたごとがたごと。電車はあなたを乗せて離れてゆく。がたごとがたごと。掛け替えのない一日でありますように。珈琲豆の通信販売はこちらからお願い致します。19May2023
鰹節削り七、八年ほど前のことだろうか。見つけたけど、値段が高くて買えなかった。以後、時々思い出しては、無理をして買っておけばよかったと思う。そんな思い出話をしたら、写真の箱がやって来た。箱は手作り、かんなは市販品。なんだ嬉しい。問題は二つ。すっかり見なくなった鰹節を何処で購うか。鰹節は何処かで買うことができると思うが、かんなの刃の調節が出来るのか。中学校の技術家庭科以来だ。それが出来たら、最初に削り節をご飯にかけて食べよう。醤油をほんの少しだけかけて。掛け替えのない一日でありますように。18May2023
自転車岐阜行月曜日、天気予報は雨だったが、早朝四時、耳をすますと雨音が聞こえないので、外を見ると雨は上がっていた。岐阜市内へ自転車を走らせた。駅前に立ったのは記憶にないくらい前だ。街並みも変わった。高層マンションが目立つ。月曜日、朝八時半。静かな街になった。17May2023